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「待ちきれない!」を英語で言うならこれ:“jump the gun”完全ガイド

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なぜ人は焦ってしまうのか?

旅行先の集合時間、友達との待ち合わせ、カフェでの注文。気づけば「ちょっと早まったかな…」と後悔した経験はありませんか?私自身、せっかちで「まだ準備が整っていないのに動いてしまう」ことがよくあります。英語には、そんな“先走り”を表現する便利なフレーズがあります。それが “jump the gun” です。


「jump the gun」ってどういう意味?

直訳すると「銃を飛び越える」。もともとは陸上競技で、スタートの合図となるピストルが鳴る前に走り出してしまう“フライング”から来ています。つまり 「早まった行動をする」「フライングする」 という意味で日常的に使われます。

  • Don’t jump the gun.(フライングするなよ / 早まるなよ)
  • You’re jumping the gun.(ちょっと早すぎるよ)

シンプルですが、会話で使える場面は多いです。


日常会話での使い方

“jump the gun”は、友達同士の会話や職場、旅行先でもサラッと登場します。とくに「ちょっと早いな」「もう少し待った方がいいんじゃない?」という時に便利です。


カフェでの会話例:注文を早まった時

場面:
カフェで友達を待っていたけど、お腹が空きすぎて一人でラテを頼んでしまった時。

会話例:

A: I already ordered my latte.

A: 先にラテ頼んじゃったよ。

B: Wow, you jumped the gun! I was going to get one together.

    B: えー、早まったな!一緒に頼もうと思ってたのに。


    旅行シーンでの会話例:集合時間を待てなかった時

    場面:
    海外旅行で、友達と9時にホテルのロビー集合。けれど、8時50分に待ちきれず出発してしまった時。

    会話例:

    A: Where were you? We said 9!

    A: どこ行ってたの?9時って言ったよね!

    B: Sorry, I jumped the gun and left early.

                               B: ごめん、フライングして先に出ちゃったんだ。


    私の実体験:ラーメン屋で「jump the gun」した話

    ある日、空腹で駆け込んだラーメン屋。席について「早くラーメンが来ないかな」と待っていたら、店員さんに「先に食券をお願いします」と注意されました。そう、食券を買う前に席に座ってしまったんです。

    あの瞬間、心の中で思わずこう叫びました。

    “Oh no, I jumped the gun again!”

    ラーメンが来る前に私がフライングしていたわけです。美味しいラーメンを食べる前に、いい勉強になりました。


    その他のワンシーン

    あるアメリカ人の友達が、新しいスマホを買った翌日に言いました。
    「次はもう最新モデルを予約したよ!」

    別の友人は笑いながら返しました。

    “You really jumped the gun. At least enjoy this one for a week!”

    (早まったな!せめてこのスマホは1週間くらい楽しめよ!)

    周りにいたみんなが大笑い。これぞ、英語フレーズをユーモアで生かす瞬間でした。


    チャンクで覚える便利フレーズ集

    • Don’t jump the gun.(早まるな)
    • You jumped the gun.(先走ったな)
    • Let’s not jump the gun.(フライングはやめよう)
    • He totally jumped the gun on that decision.(彼はその決断を完全に早まった)
    • We might be jumping the gun if we celebrate now.(今祝うのはまだ早いかもしれない)
    • I don’t want to jump the gun, but it looks promising.(早まって言いたくないけど、うまくいきそうだ)

    短くて覚えやすいので、そのまま会話で使えます。


    まとめ:焦らず、一歩タイミングを見極めよう

    “jump the gun”は、せっかちさやフライングを軽く指摘できる便利な表現です。旅行や日常のちょっとしたシーンで、ユーモアを交えながら使えば、会話が自然に盛り上がります。

    次に「ちょっと早まったかな」と思ったら、このフレーズを思い出してみてください。焦らず、タイミングを見極めるのも英語学習と同じ。少しずつ、でも確実に。

    And remember: Don’t jump the gun, just keep moving at your own pace!

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