ネイティブの会話を聞いていると、よく出てくる「go-to」という表現。直訳すると「行くところ」のように聞こえますが、実際の意味は少し違います。今回はこの「go-to」の意味や便利な使い方を、日常シーンの例文とともに紹介していきます。
目次
「go-to」の基本的な意味
「go-to」には大きく2つの使い方があります。
- 名詞として:「頼りにする人・場所・もの」
- 例:He is my go-to for travel advice.(旅行の相談なら彼に頼る。)
- 形容詞として:「定番の・お気に入りの」
- 例:That’s my go-to coffee shop.(そこが私の定番カフェです。)
つまり、「困ったときに頼る存在」や「いつも選ぶお気に入り」を表現できるのが「go-to」です。
日常生活での「go-to」フレーズ例
シンプルですが、とても使いやすい表現です。
- カフェでの会話
- A: What’s your go-to drink here?
- B: I always get a caramel latte.(私の定番はキャラメルラテです。)
- ハンバーガーショップで
- A: Do you have a go-to burger?
- B: Yeah, the double cheeseburger is my go-to.(ダブルチーズバーガーが定番です。)
- 旅行先で
- A: Do you have a go-to spot in Paris?
- B: Definitely the bakery near the station.(駅近くのパン屋は外せません。)
「go-to」が便利な理由
- シンプル:たった二語で「定番」「頼り」を表現できる。
- 幅広い応用:食べ物、場所、人、アプリまでなんでも使える。
- ニュアンスが自然:「favorite」よりもカジュアルで、会話に馴染む。
似た表現との違い
- favorite:単に「一番好きなもの」という意味。
- My favorite café is Starbucks.(お気に入りのカフェはスターバックスです。)
- go-to:お気に入り+「よく頼る」「いつも行く」という実用感がある。
- Starbucks is my go-to café when I need Wi-Fi.(Wi-Fiが必要なときの定番カフェはスターバックスです。)
つまり、「favorite」は感情寄り、「go-to」は実用寄りのニュアンスがあります。
会話にすぐ使える「go-to」例文集
- My go-to app for learning English is YouTube.(英語学習の定番アプリはYouTubeです。)
- He’s the go-to guy for fixing computers.(パソコン修理なら彼に頼みます。)
- Pizza is my go-to when I don’t want to cook.(料理したくないときはピザが定番です。)
- What’s your go-to karaoke song?(カラオケでの定番曲は何ですか?)
まとめ:あなたの「go-to」は何?
「go-to」は日常生活のちょっとした会話にとても使える表現です。旅行、カフェ、食べ物、アプリ、何にでも使える万能ワード。日本語で言う「鉄板」や「定番」に近い感じですね。
さて、あなたの「go-to」は何ですか?
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