感謝祭の季節が近づくと、SNSで必ずと言っていいほど見かける“green bean casserole”
「そもそもどんな料理なの?」「なんでアメリカ人はこんなに好きなの?」と疑問に思ったことはありませんか?実はこの一皿、アメリカ家庭料理の象徴ともいえる深い歴史を持っているんです。
この記事では、由来、レシピ、会話での使い方までまとめて紹介します。
この記事を読むとわかること
- “green bean casserole” の意味とアメリカ文化での立ち位置
- 言葉の由来と歴史背景
- 本場のレシピ(簡単版・王道版)
- 日常会話に使える「料理系英語表現」
“Green Bean Casserole”ってどんな料理?
アメリカのサンクスギビング(感謝祭)でほぼ確実にテーブルに並ぶ、副菜の王様。グリーンビーンズと、クリームスープ、そしてフライドオニオンを重ねて焼いた、いわゆる「緑の豆のグラタン」です。
といっても日本のグラタンよりは軽く、素材の味がしっかり感じられる一品。アメリカの家庭料理の大定番で、季節ものというより“家族を思い出す味”として愛されています。
どんな味?
クリームスープのまろやかさといんげんのシャキッとした食感、そこにフライドオニオンの香ばしいカリカリ感が合わさった、やさしくてクセになる味わいです。こってりしすぎず軽めなのに、食べると不思議と深い満足感があります。
日本の料理で例えるなら、「軽めのクリームグラタン+和食のいんげんの食感+カリカリ揚げ玉の香ばしさ」を合わせたようなバランス。ホリデーシーズンの温かい記憶と結びつく“心の料理”として愛されるのも納得です。
家庭によって味付けは違う?
違います。green bean casserole は“家庭の数だけ味がある”と言われるほどバリエーション豊富です。
よくあるアレンジ:
- オニオン山盛り派:表面がほぼオニオンでカリカリ最強
- チーズ追加派:チェダーチーズをのせて焼く濃厚スタイル
- 薄味派:クリームスープを牛乳でのばして軽く仕上げる
- スパイス派:黒胡椒・パプリカなどで味に締まりを出す
- ベーコン入り派:旨味と塩気が増して男性人気が高い
こうした“我が家の味”が生まれるため、アメリカではホリデーの思い出とセットで語られることが多い料理です。
言葉の由来と歴史:キャンベルスープが生んだ家庭の味
“green bean casserole” が生まれたのは 1955 年。キャンベル(Campbell’s)が自社のクリーム・オブ・マッシュルームスープを使ったレシピとして開発したのがきっかけです。
広告レシピとして登場したのに、瞬く間に全米の家庭に広がり、今では「感謝祭の食卓に欠かせない料理」としてほぼ国民的存在に。面白いのは、特別な食材を使わず、“家にあるもので作れる” というお手軽さが人気の理由になったこと。
本場レシピ:材料と作り方
ここでは、(1)基本のクラシック版(キャンベル缶使用) と(2)王道クラッシック版(素材から作る本格版) の2種類を紹介します。
基本のクラシック版(キャンベル缶使用・約10分)
参考レシピ:Campbell’s Original Recipe:
https://www.campbells.com/recipes/green-bean-casserole/
- Green beans(冷凍OK)
- Cream of mushroom soup
- Fried onions(市販のクリスピーオニオン)
- 塩・こしょう
混ぜて、耐熱皿にのせて、オーブンで焼くだけ。さらにフライドオニオンを最後に追加すると香ばしさアップ。
王道クラシック版(素材から作る本格派)版
参考レシピ:Sally’s Baking Addiction:
https://sallysbakingaddiction.com/creamy-green-bean-casserole-from-scratch/
- フレッシュいんげん
- マッシュルーム
- バター・小麦粉・ミルク(自家製クリームソース)
- クリスピーオニオン
- 塩・こしょう
こちらはソースから作るため、より本格的。アメリカ南部では「おばあちゃんのレシピ」として家ごとに味が違うことも多いです。
日常英会話での使い方
料理名としてだけでなく、「家庭の味」「ホリデーの雰囲気」を表す会話にも使えます。
カフェでの雑談
A: I tried making green bean casserole last night.
B: Really? That’s such a Thanksgiving vibe.
(昨日グリーンビーンズキャセロール作ってみたんだ/ほんと?めちゃくちゃ感謝祭っぽいね)
ハンバーガーショップでの会話
A: Do you guys serve any holiday sides?
B: We sometimes have green bean casserole.
(ホリデーメニューってあります?/グリーンビーンズキャセロールが出るときありますよ)
旅行・ホームステイ
A: My host family served green bean casserole.
B: Oh, you got the full American experience!
(ホストファミリーがグリーンビーンズキャセロール出してくれた/それは完全にアメリカ体験だね)
すぐ使えるチャンク集
- green bean casserole = グリーンビーンズのキャセロール
- holiday dish = ホリデー(季節の)料理
- comfort food = 心がほっとする家庭料理
- serve a dish = 料理を出す
- homemade version = 自家製バージョン
- creamy texture = クリーミーな食感
- crispy onion topping = カリカリのオニオンのせ
例文を作ってみよう
あなた自身の「food」に関する英文を作ってみてください。
・あなたが最近作った料理
・旅行先で食べて感動したもの
・家族の味を英語で表現
英語+食べ物は、感情が乗るので表現力が伸びるジャンルです。
まとめ
- green bean casserole はアメリカの感謝祭で定番の副菜
- 由来は1955年のキャンベル社の広告レシピ
- 簡単版と本格版、どちらも作りやすい家庭料理
- カフェ・旅行英語の例文としても使いやすい単語
- “holiday vibe” “comfort food” など覚えておくと便利
英語も料理も、少しの好奇心から一気に世界が広がります。
Good food warms the stomach, and good English warms the journey. Keep going.
参考文献
Campbell’s History (10 Things You Didn’t Know)
Sally’s Baking Addiction (From Scratch Recipe)













