海外のレストランで席に着くと、ほぼ確実に聞かれる質問があります。
“Sparkling or still?”
ただ「水をください」と言っただけなのに、突然の二択。日本ではあまり経験しないこのやり取りに、「え、どっちが普通?」「無料なのはどれ?」と頭が一瞬フリーズした人も多いはずです。
実はこの一言には、ヨーロッパの食文化や水に対する考え方、そして旅行者がつまずきやすい“料金の落とし穴”まで詰まっています。
この記事では、Sparkling water と Still water の違いを軸に、海外レストランで慌てないための考え方と、すぐに使える英語表現をまとめました。英語が得意でなくても大丈夫。読んだあとには、この質問がちょっと楽しく聞こえるはずです。
この記事を読むと分かること
- Sparkling water と Still water の意味と、海外での使われ方の違い
- なぜヨーロッパでは炭酸水が「普通」なのかという文化的背景
- Still water と Tap water の金銭的な違い(無料・有料の判断ポイント)
- 硬水・軟水の違いと、体調面で気をつけたいポイント
- 海外レストランでそのまま使える水の注文フレーズ

Sparkling waterって何?
“Sparkling water” はいわゆる炭酸水。シュワッとした爽快感が特徴です。ヨーロッパのレストランではむしろこちらがデフォルトで出てくることも多く、「水=炭酸入り」と考えている人も少なくありません。
なぜヨーロッパではSparklingがデフォルト?
理由はいくつかあります。
- 天然炭酸水の文化が根付いている
ヨーロッパ(特にフランス・イタリア・ドイツ周辺)では、昔から天然の炭酸を含むミネラルウォーターが飲まれてきました。炭酸水は「特別な飲み物」ではなく、日常の水という感覚です。 - 食事との相性が良いと考えられている
炭酸は口の中をリセットしてくれるので、油っこい料理やコース料理の途中でも飲みやすい、という考え方があります。ワインの合間に炭酸水、という感覚もかなり一般的です。 - レストラン文化=ボトルウォーター文化
ヨーロッパでは「水は無料で出るもの」という発想が日本ほど強くありません。水も料理の一部として提供されるため、炭酸入り・なしを選ぶのが普通になっています。
その結果、レストランでは自然と
“Sparkling or still?”
と聞かれるわけです。
例文:
- Guest: “Can I have a glass of water?”
- Waiter: “Sure. Sparkling or still?”
- Guest: “Sparkling, please.”
日本語訳:
- 客「お水をいただけますか?」
- 店員「はい。炭酸入りと普通のどちらになさいますか?」
- 客「炭酸入りでお願いします。」
Still waterって何?
“Still water” は炭酸の入っていない普通の水。日本のレストランではほとんどがこちらです。つまり、「still = 静かな」という単語から、炭酸の“シュワシュワ”がない水というイメージですね。
硬水と軟水の違いにも注意
ここで、もう一つ知っておくと便利なのが 硬水(hard water)と軟水(soft water) の違いです。
- 軟水(soft water)
ミネラル分が少なく、口当たりがやさしい水。日本の水道水はほぼ軟水なので、私たちはこの味に慣れています。 - 硬水(hard water)
カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が多く、少し重たく感じる水。ヨーロッパのミネラルウォーターには硬水が多く含まれています。
海外で Still water を頼んだとき、「なんだか飲み慣れない味だな?」と感じることがありますが、それは 炭酸の有無ではなく、水の硬さの違い が原因なことも多いです。
特に長期旅行中は、お腹の調子に影響する人もいるので、
- 軟水に近い水を選ぶ
- Tap water に切り替える
といった選択肢を知っておくと安心です。
例文:
- Guest: “Just still water, thank you.”
- Waiter: “Of course.”
(客「普通の水でお願いします。」 店員「かしこまりました。」)
※ここでひとつ注意点。
海外(特に欧米)のレストランでは、Still water を頼むと有料のボトル入りミネラルウォーターが出てくることがよくあります。
日本の感覚で「無料の水」を期待していると、あとで伝票を見てびっくり…ということも。
無料の水がほしい場合は、こう言いましょう。
- “Tap water, please.”(水道水をください)
この一言を覚えておくだけで、余計な出費と気まずい空気を防げます。
※ただし、Tap water(水道水)は国や地域によって注意が必要です。
- アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアなどでは、レストランで提供される水道水は基本的に飲用可能とされています。
- 一方で、国や地域によっては水道水の衛生基準が日本ほど高くなく、旅行者にはミネラルウォーターが推奨される場合もあります。
心配なときは、
- ボトルの Still water を選ぶ
- 店員さんに “Is tap water safe to drink here?”(ここの水道水は飲めますか?)と聞く
といった選択をすると安心です。

注文で使える便利フレーズ集
ここでは、レストランで水を注文するときにそのまま使える表現を、状況別にまとめてみます。短くて失礼にならず、旅行先でも安心して使えるものだけを選びました。
まずは基本の一言
- “Sparkling, please.”
(炭酸でお願いします) - “Still water, please.”
(普通の水でお願いします) - “Just water, please.”
(とりあえず水でお願いします)
無料かどうかを確認したいとき
- “Do you have tap water?”
(水道水はありますか?) - “Is tap water free?”
(水道水は無料ですか?) - “Is still water complimentary?”
(普通の水はサービスですか?)
ボトルで頼みたいとき
- “Could I get a bottle of sparkling water?”
(炭酸水のボトルをいただけますか?) - “A large bottle of still water, please.”
(普通の水の大きいボトルをお願いします) - “Could we share one bottle of water?”
(水のボトルを1本シェアできますか?)
さりげなく自然に言いたいとき
- “I’ll go with sparkling.”
(炭酸にします) - “Still is fine, thanks.”
(普通の水で大丈夫です、ありがとう) - “I’m fine with tap water.”
(水道水で問題ないです)
どれも短くて使いやすく、発音もシンプルです。丸暗記せず、「sparkling / still / tap」の3語を軸に組み立てられるようになると、かなり楽になります。
まとめ:あなたはsparkling派?それともstill派?
海外のレストランで聞かれる “Sparkling or still?” は、単なる英語のフレーズではなく、食文化・料金の仕組み・水の質まで関わる質問です。
この記事では、
- Sparkling water と Still water の基本的な違い
- ヨーロッパで炭酸水がデフォルトになった背景
- Still water と Tap water の金銭的な注意点
- 硬水・軟水による味や体調への影響
- その場で迷わず使える注文フレーズ
をまとめて紹介してきました。
大切なのは、「正解」を選ぶことではなく、状況に合わせて自分で選べるようになることです。この一言に慌てなくなったとき、海外レストランでの食事はきっと、今よりずっと気楽で楽しいものになります。
“The little things matter.”
小さなことこそ、大切だ。
ちなみに:私の炭酸水ライフ
ここからは余談ですが、私は普段から英語の勉強をしながら、気分転換によく炭酸水を飲んでいます。
最近Amazonで買ったのは、ガツンとくる強炭酸タイプ! あのシュワッとした刺激がクセになっていて、勉強中に集中力が切れそうになると、 “Let’s smash this button and open a bottle!” なんて心の中で叫びながら(笑)、プシュッと開けてリフレッシュしています。
日本にいても、炭酸水ひとつでちょっとした海外気分を味わえるのでおすすめです。
英語日記に使えそうなフレーズ:
- “Whenever I study English, I refresh myself with sparkling water.” (英語を勉強するときは、炭酸水でリフレッシュするんだ)
- “I bought this sparkling water on Amazon, and it’s my new go-to drink.” (この炭酸水をAmazonで買ったんだけど、今や私の定番ドリンクだよ)
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