「St. Patrick’s Day」とは?3月17日に世界が緑に染まる理由を英語で学ぶ

毎年3月17日、世界中が「緑」に染まる。アイルランドの守護聖人を祝うこの日は、今や英語圏最大の文化イベントのひとつ。歴史的な背景から、SNSで使えるリアルな英語フレーズまで、一気に学んでいきましょう。

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St. Patrick’s Day ってどんな日?

St. Patrick’s Day(聖パトリックの日) は毎年3月17日に祝われる、アイルランドの守護聖人パトリックの命日に由来する祝日。もともとはカトリックの宗教的記念日だったが、アイルランド系移民が多いアメリカ・カナダ・オーストラリアで大きく発展し、今では「緑を着て、乾杯して、アイルランド文化を楽しむ」グローバルなお祭りとして定着しています。

ニューヨークでは毎年100万人以上が参加するパレードが開催され、英語圏SNSでは #StPatricksDay が世界トレンド入りするほど。日本でも各地でアイリッシュパブイベントが行われ、年々認知度が上がっている。

英語豆知識: “St. Paddy’s Day” が正しい略し方。”Paddy” はアイルランド語でパトリックの愛称「Pádraig」から来ている。”Patty” と書くのは間違いとされているので要注意!
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歴史的背景 ― 聖パトリックとは誰か

パトリックは5世紀のキリスト教伝道師。ローマ支配下のブリタニア(現イギリス)生まれで、16歳のときにアイルランド人の海賊に奴隷として拉致された。6年間の奴隷生活の後に脱出し、後にアイルランドに戻ってキリスト教を広めた人物だ。

385年頃
ローマ属州ブリタニアで生まれる。裕福な地主の家庭。
401年頃
アイルランド海賊に拉致され、6年間羊飼いとして奴隷生活を送る。
407年頃
脱出に成功。ブリタニアへ戻り、聖職者として教育を受ける。
432年頃
主教としてアイルランドに戻り、キリスト教の布教を開始。三つ葉のクローバーで三位一体を説いたとされる。
461年3月17日
パトリック没。この命日が「聖パトリックの日」の起源となる。
1631年
カトリック教会が正式な祝日として制定。
1737年
ボストンで世界初のSt. Patrick’s Dayパレードが開催される。
1900年代〜現在
アイルランド移民の増加とともにアメリカで国民的行事に発展。今や世界50カ国以上でパレードが開催される。

この日のシンボルを英語で覚えよう

なぜ緑?なぜクローバー?この日を彩るシンボルには、それぞれ深い由来がある。

☘️
Shamrock
三つ葉のクローバー。パトリックが「父・子・聖霊」の三位一体をこれで説明したと伝えられる。アイルランドの国民的シンボル。
💚
Wearing Green
アイルランドの別名「エメラルド島(Emerald Isle)」から。緑を着ていないと妖精(Leprechaun)につねられるという言い伝えも!
🧙
Leprechaun
アイルランドの民話に登場する緑服の小妖精。虹の根元に金の壺(pot of gold)を隠しているという伝説で有名。
🏆
Pot of Gold
金の壺。虹の先に隠されているとされ「幸運・富」の象徴。”Luck of the Irish” というフレーズとセットで使われることが多い。
🎶
Celtic Harp
ケルトのハープはアイルランドの国章にも描かれる最も重要なシンボル。アイリッシュパブではライブ演奏が定番。
🍺
Guinness
アイルランドを代表する黒ビール。この日だけで世界中で約1,300万パイントが消費されるとされる、最も「英語圏らしい」シンボルの一つです。
💬

すぐ使える!英語フレーズ完全集

英語圏の友人・同僚・SNSフォロワーに使えるフレーズを場面別にまとめました。今日からそのまま使おう。

▶ 挨拶・お祝いの言葉

“Happy St. Paddy’s Day!”
聖パトリックデーおめでとう!最もカジュアルで使いやすい定番表現。
“Wishing you the luck of the Irish!”
アイルランドの幸運を!ポストやカードで使われる定番フレーズ。
“Sláinte!” (スラーンチャ)
乾杯!アイルランド語で「健康に」の意味。英語圏でも通じるかっこいい一言。
“May your day be filled with Irish charm!”
アイルランドの魅力にあふれた一日を。少し丁寧なお祝いメッセージに。

▶ 会話・SNSで使える表現

“Everyone’s Irish on St. Patrick’s Day.”
今日はみんなアイルランド人。国籍関係なく盛り上がる祝日の雰囲気を表す定番フレーズ。
“Are you wearing green today?”
今日は緑着てる?この日の定番の声かけ。職場や学校でよく使われる。
“I’ve got some Irish blood in me!”
アイルランドの血が流れてる!冗談っぽく使うと盛り上がる表現。
“We’re going bar-hopping tonight.”
今夜はハシゴ酒しよう。bar-hopping = 複数のバーを移動して飲む。この日の定番行動。

“May the road rise up to meet you.
May the wind always be at your back.”

— アイルランドの伝統的な祝福の言葉(Irish Blessing)。カードやスピーチで今でも使われる定番表現。直訳は「道よ、あなたの前に広がれ。風よ、常にあなたの背を押せ」。

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世界中で「緑に染まる」日 ― 知っておきたいトリビア

St. Patrick’s Day は今や単なるアイルランドの祝日を超えた、グローバルなポップカルチャーイベントです。

シカゴの川が緑に染まる
毎年シカゴ川が環境に無害な緑色の染料で染められる。1962年から続く伝統で、今ではSt. Patrick’s Dayを象徴する世界的な風景になった。
世界中のランドマークが緑色に
エンパイアステートビル、シドニーオペラハウス、ロンドン・アイ、東京タワーなど世界各地のランドマークがグリーンにライトアップされる。
アイルランド本国では
かつては宗教的な祝日だったため、アイルランド国内では1970年代までパブが法律で閉店していた。現在は国を挙げての4日間の文化祭「St. Patrick’s Festival」が開催される。
ギネス消費量
この日だけで世界中で約1,300万パイント(約74億ml)のギネスが消費されるとされる。通常の約3倍の消費量。
文化比較メモ: アメリカの「St. Patrick’s Day」はアイルランド移民が作り上げた「移民の文化」でもある。本国アイルランドよりもアメリカで派手に祝われるという逆転現象が長年続いていた。これは日本のバレンタインがヨーロッパより日本で独自発展したのと似ている。
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まとめ ― 今日からできること

St. Patrick’s Day は「文化を通じて英語を学ぶ」絶好のチャンス。この日だけで英語圏SNSには独特のスラングやフレーズが飛び交い、アイルランド英語特有の表現にも触れられます。

“Sláinte!” の一言を知っているだけで、外国人の友人との会話がグッと盛り上がる。まずは今日、XやInstagramで #StPatricksDay を検索してみよう。英語圏ネイティブのリアルな投稿が大量に見られる、最高の教材になるはずだ。

今日のアクション: SNSに “Happy St. Paddy’s Day! 🍀 #StPatricksDay” と投稿してみよう。英語圏ユーザーからの反応が期待できる、最高のアウトプット練習になる。

“The best way to predict your future is to create it.”

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