SNSで「I’m in my villain era(悪役期)」「She’s giving main character era vibes」といった投稿を見かけたことはないでしょうか。
最近、英語圏のSNSでera aestheticというフレーズが急速に広がっています。
今回はこの「era」という表現と、それに紐づく「aesthetic(エステティック)」という概念を解説します。
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「era」の意味、SNS的な使い方
もともとeraは「時代・時期」を指す英単語です。歴史の授業で出てくる “the Victorian era(ヴィクトリア朝時代)” といった使い方が伝統的です。
ところが現在のSNS、特にTikTokやXでは「自分が今いるフェーズ・モード・状態」という意味で使われています。「私は今〇〇期」と言うときの「期」に近い感覚です。
I’m in my “no explanation needed” era.
(今は「何も説明しない」モード全開。)
She’s fully in her main character era.
(彼女、完全に主人公期に入ってる。)
Taylor Swiftのアルバムツアー「Eras Tour」が2023〜2024年に世界的ヒットしたことも、この表現の普及を後押ししました。各アルバムの「era(時代感)」をコスプレで表現するファン文化から、一般の使い方にも広がったとされています。
「aesthetic」との組み合わせが生む意味
aestheticは「美的感覚・雰囲気・世界観」を意味します。日本語の「エモい」に近いニュアンスを持ちつつ、ビジュアルや空気感全体を指す言葉です。
era aestheticと組み合わせると、「ある時代感・フェーズに紐づいた独自の視覚的世界観」という意味合いになります。
“T2 era aesthetic is going to be so African Coded.”
(「T2時代のエステティックは、アフリカのカルチャーが色濃く反映されたものになりそう。」)
この例文で使われている「African Coded」は、「アフリカ系文化の影響が強く見られる」という意味のスラングです。こうした表現がSNSで高エンゲージメントを集めるのは、単なる見た目の話ではなく、アイデンティティや文化的表現の話として受け取られているからです。
よく見られる「〇〇 era」フレーズ集
| フレーズ | 意味・ニュアンス |
|---|---|
| villain era | 悪役期 ── 他人のことを気にせず、自分の利益を優先する時期 |
| soft life era | ゆるふわ期 ── 無理をやめて、心地よさを追求するモード |
| main character era | 主人公期 ── 自分の人生の主役として堂々と生きる状態 |
| healing era | 回復期 ── 傷を癒やし、自分を立て直している時期 |
「era」を使いこなすと英語発信がもっと自然になる
「era」という言葉は、SNSを通じて「自分を表現するための語彙」として進化しました。「今の自分はどんな era にいるか」を英語で言えるようになると、海外のSNSでの発信もぐっと自然になります。
villain era でも healing era でも、どんなフェーズにいても、それを言葉にできること自体がすでに一歩前進です。
あなたは今、どんな era にいますか?
“The secret of getting ahead is getting started.” — Mark Twain


















